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ビジネス実務法務検定 3級 試験対策

ボタンを掛けるビジネスパーソン 商工会議所主催資格
英検換算努力度レベル難易度標準学習時間実際勉強時間おすすめ度
英検3級相当レベル 3.75簡単60時間40時間☆☆☆☆
ビジネスパーソンにとって、必須の法律知識を持っている事の証明になります。取得して絶対に損はない資格です。
40時間で合格するには2級と一緒に効率よく勉強する必要があります。

はじめに

 私は、ビジネス実務法務検定の3級と2級を同日に受験し、何とか両方とも一発で合格する事が出来ました。

 この試験は、私が思うに3級と2級を分けて受験するよりも、同時進行で勉強した方が、学習効率が高くなると思います。

 何と言うか、3級と2級を分けて受験した場合、3級止まりで、2級を受験するのが億劫になってしまうと思います。

 3級の様な簡単な内容の事もまた一から勉強し直すと言うのも、案外苦痛です。

 また、最近では新入社員にビジネス実務法務検定3級の取得を義務付けている企業も多くなってきている気がするので、ライバルと差をつける為には2級以上を取得する必要があると思います。

 3級を目指す方は2級を取得する事もぜひ、検討してみてください。

ビジネス実務法務検定 3級 試験対策

 ビジネス実務法務検定には、特有の傾向があると思います。

 それは何かと言うと、出題される分野と出題されない分野がはっきりしていると言う事です。

 テキストでは、章立てされてきちんと取り扱われている分野でも、問題集では全く触れられていない分野がとても多くあります。

 実際の試験でも全く同じ傾向かどうかと、問い詰められると、少し困ってしまいますが、少なくとも問題集で取り扱われている問題をテキストの該当ページに印を付けていくと、そういう傾向が見て取れます。

 この傾向は、3級や2級だけではなく、1級でも同様です。

 なので、テキストを読みながら問題集の該当箇所を解いて行くと言う、シンプルな勉強法で私は勉強しました。

 最初は、1回テキストを読んでから、問題集に取り掛かるつもりでしたが、勉強時間が取れなかったので仕方なく、同時進行にしたのですが結果的には、テキストと問題集の同時進行で良かったと思います。

 しかしこの勉強の進め方だと、気を付けておかないと、先ほど述べた、試験にあまり出ない分野もテキストの該当箇所を読んでしまうので、忙しい方は問題集を先にチラッと見ておいて、問題集に乗っている分野のみ、テキストを読むようにするなどして、工夫すると良いです。

 勉強時間があまり取れない方は、問題集を中心に勉強すると言うやり方も3級に限ってはできると思います。

 なぜかと言うと、3級では常識で考えれば解ける問題も多いからです。

 自分は常識を持ち合わせてないよって方には、不向きな勉強法だと思いますが、ビジネス実務法務検定を受験する方であれば、一般的な常識を持っていると思うので、常識で考えて解けない問題や法律知識がないと解けない問題のテキストの該当部分のみ勉強するやり方でも、合格できると思います。

 このやり方だと、満点を取る事は難しいと思いますが、合格点は取れると思います。

 私も似た様な勉強方法で勉強して受験しましたが、3級は99点取れました。1問間違えてしまいました。しかし、同日に受験した2級は72点でギリギリ合格しました。

 しっかりと勉強すれば、2級も3級も誰でも満点を狙えると思います。

 しかし、多くの方はそんなに勉強時間を取れないと思うので、ギリギリの受験対策で試験に臨むと言う方も多いと思います。

 それでも、問題集を1回通してやっておくだけでも、3級なら合格できる余地はあると思います。

 ちなみに、3級の勉強はテキストと問題集の同時進行で、テキストは、1回通して読みました。問題集は、2回解きました。

 同日に受験した2級の勉強は切羽詰まってしまい、問題集中心で勉強して行きました。

 問題集にの該当箇所のテキストを先に読みその後に問題を解くと言うやり方で勉強を進めました。

 そして、テキストも問題集も1度しか読めませんでした。

 それでも、何とか合格できたので、試験対策としては、それ程間違っていはいなかったと思います。

具体的な試験対策はどんな感じでした?

 テキストの章立てや見出しは、ちょこちょこ変更されるので、そんな感じか程度で読んでみてください。

ビジネス実務法務の法体系

 勇気を出して、テキストは全部読み飛ばすべきです。常識で考えれば解けます。

 この章を、精読するのは、時間の無駄です。大した事は書いてません。

 問題集をチェックすれば十分です。

企業取引の業務

 この分野は超重要です。

 1級でも頻出の箇所があるので紹介したいと思います。

 「債務不履行責任」「契約の解除」「契約不適合責任」「委任契約」「不法行為」がとてもよく出題されます。

 3級でも絶対に必要な知識ですので、絶対に身に着けておいた方が良いと思います。

 私の思う所だと、日本企業はあまり「債務不履行責任」を取引相手に取らせない傾向があると思います。自身の計画が狂ってしまっても、何となくだらだらとやり過ごして、何事も無かったかの様に、うやむやにしてしまう事が多い気がします。情けない責任者が多いです。

 改正前の民法では「契約不適合責任」なんて言う言葉は無かったので、既に3級を取得しているけれど、知識のブラッシュアップの為に受験すると言う方は、「契約不適合責任」の分野は必ずチェックすべきだと思います。昔で言う所の「瑕疵担保責任」に近いです。

企業財産の管理と法律

 知的財産の分野がとても重要です。

 特に「営業秘密(トレードシークレット)」の箇所が頻出です。ここは、1級でも毎回と言っていいほど問われる所です。

 知的財産の分野は問題集だけでなくテキストもきちんと読んでおくべきだと思います。

 社会人として企業で働く際にもとても重要な知識です。勉強しておくと必ず活かせる分野だと思います。

 退職者からの情報流出が後を絶たない状況ですので、自分が事件の加害者にならない為にもしっかりとこの分野は身に着けておいて、自覚すべき良い機会だと思います。

企業活動に関する法規制

 これと言ってものすごく頻出と言う分野ではないですが、「不当な取引制限」と「不公正な取引方法」は、必ず理解しておく必要があると思います。

 1級でも良く問われるので、該当するものをパッと言える位になると、実務でも役に立ちます。

 実務でも、これ本当は引っかかるんじゃないのと思う事もたびたびあります。

 この「不当な取引制限」と「不公正な取引方法」は、私の場合には、六法を中心にして勉強しています。今もそうです。

 テキストの該当箇所を読むよりも、六法を読んで覚える感じの勉強方法の方が私にはあっています。

 良かったら、試してみてください。

 「不当な取引制限」と「不公正な取引方法」以外は、問題集を解くだけで良いと思います。

債権の管理と回収

 勉強のメリハリがとても重要な分野です。

 出る箇所は頻出ですが、出ない所は全く出題されないと思います。

 私が思う重要な箇所は「債権者の倒産」の分野です。

 テキストだと2ページ位の扱いなのですぐ読めるので、読んでおいて損はないと思います。

企業と会社の仕組み

 ここも、メリハリが必要な分野です。

 「取締役」「代表取締役」に関する問題が多い気がします。

 私が思うに、「株主代表訴訟」は、必須知識だと思います。

 「株主代表訴訟」を恐れている経営者の方も多いと思います。

 どこでどんな責任を問われるか分かりません。

企業と従業員の関係

 私自身はこの分野はとても得意なのですが、ビジネス実務法務検定ではあまり重要視されていないように感じます。1級でもそれほど出題されない気がします。

 ただ、試験に出なくても、社会人として企業で働く、自分のためにぜひ身に付けてほしい知識だと思います。

 なぜかと言うと、労働者の無知を逆手に取っている、いわゆるブラック企業も多く存在する様です。

 私はそういう場面に遭遇した事が無い為、知人からの情報や親戚の話を聞いているうちに、ブラック企業も意外と身近にある感じがしてきました。

 「労災」等を見て見ぬふりをすると言った具合のめったに遭遇しないものばかりではなく、「年次有給休暇」や「休業手当」等をもらえないと言う、事態はよく耳にすると思います。

 なぜこのような事が発生するのかと考えてみると、一番にあげられるのが労働者の無知と言えると思います。

 私としては、この分野は、義務教育で必修にすべきだと思うのですが・・・。

 もう一つの理由は、自分が権利を主張して、自分一人が嫌な思いをして他人は何一つしないのに処遇は改善されると言う事が馬鹿げているから、誰も何も言わないのです。フリーライダー的な事をされたら誰も面白くないですよね。

 本当なら、きちんと権利を主張して認めてもらうべきだと思いますが、現実はなかなか行動を起こすことはできない様です。なので自分の身は自分で守らないといけないので、ビジネス実務法務検定の勉強を通してしっかりと、労働者の権利について知識を身に付けておくと良いと思います。

 そして、企業と従業員の関係を多くの労働者が認識するようになれば、労働環境も良くなってくるのではないでしょうか。

ビジネスに関する家族法

 はっきり言って、ビジネス実務法務検定では全く重要ではありません・・・。が、私が受験した時は出題されました。

 1級の受験では完全無視すべき分野です。

 ビジネス実務で「内縁」だの「離婚」だのって、どう関係してくるんですかね?

 私には、テキストに掲載されている意図が分かりかねます。

最後に

 試験に出る出ないにかかわらずビジネス実務法務検定3級の知識は社会人にとって必須だと思います。

 自分が勤めている会社に損害を与える様な事態を避ける為だけではなく、自分の権利を守るためにも必要な知識ですので、3級合格後は2級・1級を取得して、知識をフル活用してほしいです。

 実務で知識を活用したいのであれば、6カ月位の勉強計画でじっくりと勉強すると良いと思います。

 短期集中では、たとえ試験に合格できたとしても、すぐに忘れてしまいます。

 通信教育などでモチベーションを維持するのも良いと思います。

まとめ

 テキストには、試験に出題されやすい分野とあまり出題されない分野が存在します。

 試験に合格する事のみで良ければ、問題集に掲載されている分野のみ勉強すると言うやり方も良いと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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