英検換算努力度 | レベル | 難易度 | 標準学習時間 | 実際勉強時間 | おすすめ度 |
英検2級~英検準1級相当 | レベル 5.5 | 普通 | 300時間 | 60時間 | ☆☆☆☆☆ |
宅地建物取引士(宅建士)の試験概要と試験対策をチェックしてみよう!!
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宅地建物取引士(宅建士)とは
宅地建物取引業を営む場合に必ず必要となる資格です。
宅地建物取引業法により、営業を行う事務所等の拠点ごとに、宅地建物の取引業務に従事する者のうち、事務の補助人等を含めて、少なくとも5人に1人は、宅地建物取引士を置くように義務付けられています。
また、法令により少なくとも1人以上の専任の宅地建物取引士を設置しなければならない場所等も存在する為、いづれの場合も1人は宅地建物取引士を設置する事になるので、宅地建物取引士は宅地建物取引業においては、要ともいえるとても重要な役割を担っていると言えます。
宅地建物取引士(宅建士)のみに許される業務がある
宅地建物取引士(宅建士)として業務を行うには、宅地建物取引士(宅建士)試験に合格し、さらに試験を実施した都道府県に登録までする必要があります。そのように取得までには長い道のりがありますが、宅地建物取引士(宅建士)にのみ許される業務が3つ存在します。
「重要事項の説明」「重要事項説明書への記名押印」「37条書面(契約内容記載書面)への記名押印」
この3つの事項は、宅地建物取引士(宅建士)にのみ許される独占業務です。
宅地建物取引士(宅建士)の取得メリット
宅地建物取引士(宅建士)には、上述の3つの独占業務が存在しますが、宅地建物取引士(宅建士)の主な勤務先となる住宅・不動産営業の令和4年度の有効求人倍率は、ハローワーク求人統計データによると、「全国平均:2.93、東京都:5.99」という高い値となっています。
また、厚生労働省職業情報提供サイト(jobtag)によると、住宅・不動産営業においては、一般的な就業形態として「正規の職員・従業員」としている割合が「83.6%」と、高い値となっています。
宅地建物取引士(宅建士)と言う有資格者でなければ行えない業務が、住宅・不動産営業には存在する為、正規の職員・従業員として就業したい方は、宅地建物取引士(宅建士)の資格は強力なアピールポイントとなるはずです。
さらに、厚生労働省職業情報提供サイト(jobtag)によると、就業形態が「自営・フリーランス」となっている割合が「9.1%」であるので比較的、独立開業にも向いている資格であると言えます。
宅地建物取引士(宅建士)の難易度
宅地建物取引士(宅建士)の難易度は、私の合格体験からすると、おおよそ「英検2級より少し難しい程度」と言えると思います。
したがって、しっかりと試験対策をしないで、受験すると不合格になってしまいます。
標準学習時間が300時間となっていますが、法令科目が得意か苦手かによって学習に要する時間が変わってくると思います。
300時間を大幅に超える勉強時間を要したからと言っても、問題はありません。しっかりと知識を身に付け、合格すれば良いだけです。
私の場合、実際勉強時間が60時間となっていますが、FP試験の中に不動産関係の科目があったり、行政書士試験にも合格していたり、その他いろいろな試験に挑んでは失敗したりと、宅地建物取引士(宅建士)を受験した時には、ある程度、不動産や法令について知識があり、試験慣れしていたため60時間の勉強で合格する事が出来ました。
宅地建物取引士(宅建士)試験に一夜漬けで合格できるか?
「宅地建物取引士(宅建士)試験に一夜漬けで合格できるかどうか?」気になる方も多くいらっしゃると思いますが、無理だと思います。
仮に、一夜漬けで合格できると言う様な方がいるとすれば、住宅・不動産業に就業している方で、知識が既に身に付いている方だと思います。
しかし、一夜漬けはおすすめできませんが、一日に取れる勉強時間によっては、10日や2週間程度の短期集中で勉強すると言う事はおすすめです。
ダラダラと、長い時間をかけても最初の頃に勉強した事を忘れてしまうので、短期集中で試験を突破する方法も有りだと思います。
それでも、住宅・不動産業に就業して実力を発揮する為には、知識がしっかりと定着する様な勉強法、例えば、6カ月毎日2時間勉強すると言う様なやり方が良いと思います。
短期集中の勉強方法と長期継続の勉強方法では、知識の定着度合いが全く違います。
長期継続の勉強方法の方が、知識が良く定着すると思います。