英検換算努力度 | レベル | 難易度 | 標準学習時間 | 実際勉強時間 | おすすめ度 |
英検準2級相当 | レベル 4.4 | 普通 | 300時間 | 学科試験:70時間 実技試験:30時間 | ☆☆☆☆ |
合計で100時間です。
生保顧客資産相談業務の実技試験対策は何をした?
私が、生保顧客資産相談業務を受験したのは、「個人資産相談業務」と「中小事業主資産相談業務」と「資産設計提案業務」の3つの科目に合格した後です。
なので、もうだいぶ、実技試験に慣れてきていました。
実際に、行った試験対策は、問題集をひたすら解くだけでした。
優先順位の高い問題から順番に解いていき、苦手な問題にチェックして、できる様になるまで繰り返しといただけです。
簡単な問題で1度やればもう間違う事はない様な感じの問題は、2回目はやらずに苦手な問題に時間を回しました。
テキストは、最初に2級FP試験を受験した科目である「個人資産相談業務」受験時に使用したものを、辞書的に使用しただけで、一度も通しては読みませんでした。
実技試験のみ受験の場合には、テキストの通読は不要だと思います。
生保顧客資産相談業務は、出題される分野が「中小事業主資産相談業務」よりもさらに狭くなっています。
「中小事業主資産相談業務」では、出題される事が少ない分野がありましたが、「生保顧客資産相談業務」では、出題されない分野が存在します。
私が受験した時には、「金融資産運用」と「不動産」の分野からは、全く出題されないとされていました。
さらに、私が勉強に使用した問題集は、「生保顧客資産相談業務」と「損保顧客資産相談業務」が合冊になっており、そこから「損保顧客資産相談業務」専用の問題を何問か省いたら、ざっと40問くらいになり、やるべき問題の数が減って、試験対策にとても取り組みやすくなりました。
それに加え、押さえるべき分野もはっきりしています。
私が受験した時には、生保顧客資産相談業務の実技試験の中心となる分野は、「リスク管理」の分野でした。まぁ~、「生保顧客資産相談業務」と言う試験科目ですので、当然と言ったら当然ですね。
したがって、一通り問題集全体をやった後は、この「リスク管理」の分野を中心に勉強しました。
しかも、「リスク管理」の中にも、毎回出題されるテーマがあるので、そういう問題をさらに優先して解いていき、得意科目にして得点源になる様にしました。
その後、「リスク管理」以外の分野に取り組みました。
具体的な順番としては、「相続・事業承継」「タックスプラニング」「ライフプラニングと資金計画」の順番に試験対策をしました。
なぜこの順番かと言うと、「相続税の計算問題」と「所得金額などの計算」がほぼ毎回出題されるので、実際の試験で出題される確率が高いものを優先的に勉強しました。
「ライフプラニングと資金計画」も出題されやすい分野がありますが、ほぼ毎回出題されると言うよりは、出題確率が低いので、最後に回しました。
こんな感じに、メリハリを付けて勉強して行くと、試験対策時間を軽減する事ができます。
「生保顧客資産相談業務」は、出題される分野とされない分野がはっきり分かれているので、うまく勉強すると、随分勉強時間が短縮できます。
問題集のページ通りに、順番に問題を解いていく必要はないと思います。
野球の打順でも出塁率が高い選手が上位に来るのと同じで、出題率が高い問題から解いていった方が合格点が取れると思います。
教材は何を使った?
私が、「生保顧客資産相談業務」の実技試験対策に使用した問題集は、きんざいから出版されている「生保顧客資産相談業務」と「損保顧客資産相談業務」が合冊になっている問題集です。
冒頭でも少し述べましたが、この問題集以外に使用した本は、「個人資産相談業務」を受験した際に使用したテキストです。
テキストは辞書的に使用しただけです。
勉強のスタイルとしては、問題集を解く事がメインで、テキストはほとんど使わない感じでした。
問題集を解くのも、問題と答えを覚えるような感じです。
所々に、重要な公式が出てくるので、公式は徹底的に覚えました。
公式をしっかりと覚えておかないと、実際の試験では歯が立ちません。
このことは、1回目の「個人資産相談業務」の実技試験を受験した時に経験済みです。
うろ覚えだと、公式は全く役に立ちませんでした。
最後に
この「生保顧客資産相談業務」も「中小事業主資産相談業務」などの科目と同様に、学科試験と実技試験を同日に受験しないで、別々に受験すると言う方法もありだと思います。
その方が、勉強を効率よくできると思います。
「損保顧客資産相談業務」の受験も視野に入れている方は、問題集に書き込みをしておいて、「損保顧客資産相談業務」の試験対策時に該当箇所がすぐに理解できるようにしておくと良いと思います。
私はそのようにして勉強に無駄が生じないようにしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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