英検換算努力度 | レベル | 難易度 | 標準学習時間 | 実際勉強時間 | おすすめ度 |
英検準2級相当 | レベル 4.5 | 普通 | 300時間 | 130時間 | ☆☆☆☆☆ |
個人資産相談業務に不合格になった理由は?
私は、2回この個人資産相談業務の実技試験を受験したのですが、1度目は学科試験と同時に受験しましたが不合格になってしましました。
不合格になった時のことを最初に述べたいと思います。
この時は、とても忙しくて、全く勉強時間が取れませんでした。
学科試験と実技試験の両方を受験するため、テキストと問題集を全てこなすには、相当な時間を要する事になります。
しかし、実際にはほとんどの時間を学科試験の勉強のみに充てていました。
なので、実技試験の問題集はサラッと気休め程度にしか勉強しませんでした。
実際のところ、本心では試験が開始されるまでは、これでも合格するだろうと思っていました。
かなりの痛い奴です・・・。
なぜ不合格になったかと言うと、計算問題が全く解けなかったからです。
ぼんやりと計算式を覚えるくらいでは、試験会場では思い出せなかったり、ほかの公式と混同したりと、全く計算できませんでした。
具体的に実技試験対策は何をした?
1度目の受験で学科試験には合格したので、実技試験に特化して勉強しました。
「個人資産相談業務」の実技試験には、「リスク管理」の分野は、過去に出題された事がない様なので、この分野は勉強しませんでした。
勉強時間を短縮するために余計な事はしてられません。
計算問題に強くなる必要があるため、問題集を最初から解いていき、その都度、計算問題に印を付けて、重点的に見直しできるようにしました。
特に、重視した問題は、語群選択問題系の計算問題ではない、最初から最後まで自分で答えを出さなければならない計算問題です。
この類の計算問題を最初は集中的に解いていき、2~3回位解くとだんだんと慣れてくるので、そのように慣れてきた問題は、省いていき、何度やっても解けるようにならない問題を集中的に解くようにしました。
簡単な問題や得意な問題は、何度も解く必要はないと思います。無駄な時間は積極的に省いていくことも重要です。
何度やっても、なかなか解けるようにならない問題は、どんな試験でも良くあるので、めげずに、何度も解きなおす事が合格への鍵だと思います。
計算問題の練習の仕方ですが、ほとんどの人は、ノートに問題番号とかを丁寧に書いて、勉強すると思いますが、私はノートを作る事は、得策ではないと思っています。
以前は私もきれいにノートを作って勉強していましたが、2週間くらい勉強時間が空いてしまうと、なんだか嫌な気分になって、新しいノートを作ってまた1からやり直し・・・。みたいな事を繰り返していました。
さらに、実際の試験ではゆっくりと丁寧に計算している余裕などないため、本番の計算スピードとは程遠いものとなってしまいます。
なので私は、いつもA4のコピー用紙と使って、計算問題を解いたりしています。
それも、すぐに変色するような安い紙を惜しげもなく使って勉強すると言うスタイルです。
実際の試験の様に、自分にしか読めない・・・、自分さえも読めないような字で計算をしていきます。
これを読んでいる方の中には、簿記の試験を受けようと考えている方も多くいると思いますが、簿記はもっと時間が厳しいので、早く計算できるように、FP2級の試験で慣れておくと良いかもしれません。
ちなみに、ビジネス会計検定や数学検定も同様です。計算問題は時間との勝負です。
もう一点、私にとってはものすごく得意な分野なのですが、「相続」の分野に出てくる、家族関係図は自分でしっかりと書けるくらいになった方が良いと思います。
問題用紙に書かれていても自分でコピー用紙に最初から書いてみて、法定相続分や遺留分の割合を記入しその後実際に計算した金額を記入すると言った具合です。この分野は慣れると得点源になります。
略語で覚えないで!!
PER(株価収益率:Price Earnings Ratio)やROE(自己資本利益率:Return On Equity)等の略語は、どんな単語の頭文字をとったものなのかを覚えておくと、式を思い出すときに、間違わずに思いだす事ができます。
例えば、株価収益率であれば、「ピー・イー・アール」と覚えるのではなく、「プライス・アーニングス・レシオ」と暗記しておくと、公式を思い出しやすくなります。
私はいつもこのようにして覚えています。略語のみでは覚えません。
PERやROEは覚えておくと、ビジネス会計検定試験などで必ず出題されるので、2級ファイナンシャル・プランニング技能検定に合格したら、次にビジネス会計検定3級を取得してみてはどうでしょうか。
学科と実技を同時受験する必要はない!!
楽に合格したいのであれば、学科試験と実技試験を分けて受験するのも得策だと思います。
上述の様に私は一度不合格になってしまった為、2回目の受験の際には、実技試験のみを勉強すればよかったので、気分的に楽に勉強できました。
さらに、試験対策のための時間も学科試験がない分、取りやすかったので勉強もしやすかったです。
一度に合格したいと皆さん思うと思いますが、忙しすぎる方は、両方中途半端に勉強して不合格になるよりも、片方ずつ合格していく方が良いと思います。
学科試験か実技試験のどちらか一方のみを受験する方が圧倒的に、楽に試験対策ができます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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