英検換算努力度 | レベル | 難易度 | 標準学習時間 | 実際勉強時間 | おすすめ度 |
英検準2級相当 | レベル 4.5 | 普通 | 300時間 | 学科試験:70時間 実技試験:30時間 | ☆☆☆ |
合計で100時間です。
中小事業主資産相談業務の実技試験対策は何をした?
私が、中小事業主資産相談業務を受験したのは、個人資産相談業務に合格してからです。
なので、中小事業主資産相談業務の実技試験対策のみを行い、試験に臨みました。
中小事業主資産相談業務の実技試験は、出題される分野と出題される事が非常に少ない分野がはっきりと分かれています。
したがって、メリハリを付けて勉強しました。
問題集には載っていても、実際の試験にはあまり出題されない分野は、サラッと見た程度で終わりにして、ほとんど勉強はしませんでした。
結果的には、この方法で正しかったです。
この様な、出題されない分野は、気分的には勉強しないと心配になりますが、99%出題されないと思いますので、勉強せず飛ばして、絶対に出題される分野を集中的に勉強して、点数を稼いだ方が良いです。
満点を取る必要はないので、合格点を取れるようにすべきだと思います。
出題されない分野に勉強時間を取られてしまっては、試験対策とは言えないと思います。
私が、受験した際に出題されやすかった分野は、「建蔽率・容積率の計算問題」と「非上場株式の評価額の計算」でした。
ラッキーな事に、この「建蔽率・容積率の計算問題」は得意だったので、それほど勉強時間をかけず時済みました。個人資産相談業務でも良く出題される分野ですので、この分野が得意な人も多いと思います。
「非情報株式の評価額の計算」も個人資産相談業務の実技試験の勉強の際に、得意になったのであまり時間を割かずに済みました。
また、私が受験した当時、あまり重要ではない分野は、「リスク管理全般」でした。
相対的に出題頻度が低い分野は、あまり時間をかけて勉強しませんでした。
問題集を1回サラッと問題は解きました。しかし、完璧と言うにはほど遠い理解度でしたが、2回目はやりませんでした。
勉強できる時間には限りがあるので、ここはもう「出題されたら事故」のように考えて、合格点が取れればよいと割り切りました。
ここまでで言える事は、個人資産相談業務の勉強がものすごく活かされていると言う事です。
したがって、2級FPを受験する予定の方は、できれば、中小事業主資産相談業務を受験する前に個人資産相談業務に合格しておくことをおすすめします。
その方が、勉強の効率がとても良いと思います。
教材は何を使った?
私が中小事業主資産相談業務の受験対策として使用した問題集は、きんざいから出版されている中小事業主資産相談業務専用の問題集です。
それ以外は、個人資産相談業務受験時に使用した、テキストを辞書的に使用しただけです。
つまり、9割5分が問題集をひたすら解いて、覚えて行き、理解できないところだけ、個人資産相談業務受験時に使用していたテキストで調べると言うスタイルで勉強しました。
実技試験のみの場合、テキストを読む事は、時間の無駄になってしまうので、やめた方が良いと思います。
覚えておいた方が良い事はある?
私は、公式をまとめて覚えました。
具体的には、A4のコピー用紙を半分に切りA5サイズにして、両面を使用して出題されそうな公式を、全部書いておいて、いつでも目に触れるようにして覚えました。
中小事業主資産相談業務の実技試験では出題されそうな公式はそれほど数が多くないので、単語カードを使うほどではない為、紙に書いて覚えました。
単語カードの方が私には覚え安ですが、持ち歩くと邪魔になるので、A5サイズの紙をポケットにしまっておいて、電車の中などでも素早く出せるようにしました。
ポケットに入れて持ち歩いていると、ぐちゃぐちゃになると思いますが、そうなったら良い機会なので、もう一度作り直しました。
公式の数がそれほど多くないのですぐに、作り直すことができます。
最後に
「中小事業主資産相談業務」を取ろうかなと考えている方の中には、「個人資産相談業務」をはじめとする他の科目と、どれを先に取れば良いのか悩む方も多いと思います。
そういう方にお勧めなのが、「個人資産相談業務」を先に合格してから「中小事業主資産相談業務」を受験する方法です。まぁ~、私がやった事です。
又は、「資産設計提案業務」を先に取得してから「中小事業主資産相談業務」でも良いと思います。
なぜかと言うと、「個人資産相談業務」や「資産設計提案業務」の方が受検回数が多いからです。
私の様に1回目で実技試験に不合格になっても、2回目のチャンスがすぐ来るのが、この2つです。
まとめ
「中小事業主資産相談業務」を受験する前に「個人資産相談業務」または「資産設計提案業務」に合格しておくと効率よく勉強する事ができます。
その際の勉強方法は、問題集を繰り返し解いて、問題と答えを覚える位にする事です。
テキストは、「個人資産相談業務」や「資産設計提案業務」受験時に使用したものを、辞書的に使う程度で良いです。
テキストの読み込みは、私は一切しませんでした。なので不要だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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