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英会話で見えていなかったものが見えてきた!

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英会話は、イメージが大事!

 私が以前やっていたオンライン英会話には趣味が合う外国人講師がいました。

 通学の英会話塾には、趣味の話ができる様な講師はいませんでしたが、オンライン英会話では、いろいろな講師の先生と話す機会があるので、趣味が合う人も探すことができます。

 どんな趣味かと言うと、ギターです。

 アコギとエレキやベースもかじっています。

 「ポールサイモンはvirtuosoだよね」とか「Joe Satrianiのエフェクターの使い方が好きだ」みたいな会話を英語でよくしていました。

 ポールサイモンは「サイモンとガーファンクル」のポールサイモンです。

 歌で有名だと思いますが、ギターも超うまいです。

 「Anji」と言う曲が好きでよく聞いています。うまく弾けるようになりたいです。

 一番好きな「Anji」は、アルフィーの坂崎幸之助さんが弾いているやつですが・・・。

 良かったら、いろいろな「Anji」を聞き比べてみてください。

 話が逸れてしまいましたが、日本語で言う所の「エフェクター」は、英語だと「pedal」です。

 「pedalどんなの使ってる?」みたいな英会話だったと思いますが、最初に聞いた時には、何の事か全く分かりませんでした。

 「pedal ・・・pedal・・・ 何の事だろう?」の様な感じでした。

 しかし、連想ゲームみたいな感じで、頭の中で「pedal」に関係する物をイメージしていきました。

 「ピアノのペダル」「車のアクセル」・・・「あっ!!エフェクターね!」みたいな感じで、この時はとっさに日本語を使ってしまったのを覚えています。

 この時をきっかけに、私の英会話力が飛躍的に伸びてきた様な気がします。

 英会話の中で、私が知っている単語でも、相手が私のイメージとは異なる使い方をしている様な場合には、自分の中にある単語のイメージからだんだんと想像を広げていけるようになり、相手がその単語に対して相手が持っているイメージに近づけていけるようになったり、また、私には聞き覚えすらない単語でも、話の内容から推測できるようになり、会話の最後に「今使っていたこの言葉は、こういう意味でしょ?」の様に確認して、知らなかった単語を覚えるきっかけにする事ができるようになりました。

英会話は、見えてなかったものを気づかせてくれる!

 私が好きなギタリストに、トニー・マカパインと言う人がいます。ギターだけではなくピアノも上手です。

 私が初めてトニー・マカパインの話題を取り上げた時の事でした。

 「Do you know トニー・マカパイン?」と聞くと、英会話講師は「トニー・マカパイン?No.」と答えが返ってきました。

 するとすぐに、オンライン英会話のレッスンだったので英会話講師は、トニー・マカパインについてネットで検索したようで、「トニー・マカパイン」ではなく「トニー・マッッックアルパイン」と「マッッック」を強調して発音していました。

 その時は、グループレッスンだった為、他にも英会話に参加している人もいたので深くは、教えてもらいませんでしたが、「トニー・マカパイン」ではなく、正しい発音は「トニー・マッッックアルパイン」だと言う事を教えてもらいました。

 しかし、この時はなぜそうなるのか全く分かりませんでした。

 英語の綴りだと「Tony MacAlpine」なので「マカパイン」と読んだ方が、「トニー・マッッックアルパイン」と発音するよりも、英語っぽく感じていました。

 アマゾンのCDにも、Wikipediaにも日本語で「トニー・マカパイン」と表記されています。

 何故あの時英会話の講師が「トニー・マッッックアルパイン」と発音したのかは、そのレッスンから数年後に、ある日英字新聞を読んでいて偶然その答えを知りました。

 私には「Mac」が見えていなかったのです。

 マクドナルドのCMなどで「Mc」をよく耳にしているはずなのに、聞こえてもいないし見えてもいなかったのです。

 「Mac」も「Mc」もスコットランド系やアイルランド系の姓でよく見られるもので、「son of ~」つまり「~の息子」と言う意味があります。

 この重要な部分が私には見えていませんでしたが、英会話を通じて知る事が出来ました。

 日本語だといかにも英語っぽく感じてしまう事でも、ネイティブスピーカーからしたら、全くおかしな読み方だったのです。

 「MacAlpine」だと「アルパインの息子」、「McDonald」は「ドナルドの息子」の意味ですね。

 ここで一つ、疑問が出てくると思います。例えば、イギリスの元首相の「モーリス・ハロルド・マクミラン」の綴りは「Maurice Harold Macmillan」となっていたり「Mac」の「c」の後が、大文字だったり小文字だったりでよく分からない、何が違うのかと思ったのですが、これについては、文法や語法は関係ない様です。

 結論から言うと、時間の経過とともにだんだんと変化していったようです。

 日本語にもありますよね。「〇沢」「〇澤」とか「斎〇」「斉〇」「齋〇」の様に苗字の漢字が違ったりします。

 こういう違いに「Mac(Mc)」の後に続く文字が、大文字なのか小文字なのかは、似ているのだと思います。

 ちなみに「MacやMc」が「~の息子」と言う意味と書きましたが、「NicやNi」で「~の娘」と言う意味になるそうです。

 もう一つ似た表現に「Bean Mhic」と言う言葉があり、「~の妻」と言う意味になるそうです。

 アイルランドの第8代大統領にメアリー・マッカリースと言う方がいるのですが、英語表記とアイルランド語表記で結構違いがあります。

 英語表記だと「Mary Patricia McAleese」なのに対してアイルランド語の表記だと「Maire Padraigin Bean Mhic Ghiolla Iosa」となっていて、意味が大分違ってくるように感じてしまいます。

 ひょっとしたら、同じことを、表現しているのかもしれませんが、学者ではないので詳細は分かりません。

最後に

 英会話を習うには、お金がかかってしまいますが、身に付いた知識や経験はずっと残ります。

 英会話を行うにはまず、英会話に対する「耐性」みたいなものが必要だと思います。

 これは、いくら文法などを完璧にしても身に付かないと思います。

 英会話に対する「耐性」を付けるには、英会話を習うしか、海外に行くかどちらかしかないと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。